安全対策にひと工夫
ペットは小さな子供同然。いたずら好きで好奇心旺盛です。
水や火を使うキッチンや風呂場は危険なので、フェンスなどで進入を阻止。
電気コードは格好の遊び道具。感電事故を防ぐためにも、家電やオーディオ製品のコードが集中するエリアにも近づけない工夫を。
アクセサリーや煙草など、うっかり口に入れてしまいそうなものは、手の届かない場所にキチンとしまっておきましょう。
ストレス対策にひと工夫
室内飼いの猫は外に出さなくても大丈夫だが、縦の移動を好む性質があるので、
タンスなどの家具は段差をつけて配置し、高い場所を昇り降りできるようにひと
工夫。
さらに、段ボールを組み合わせて作ったおもちゃでもあれば、ストレス対策は
万全。
また犬も猫も、穴蔵のような場所に安心感を覚えるもの。
ケージなどで狭い空間を確保してやると、くつろげるようです。
衛生対策にひと工夫
ペットを飼う場合、フローリングの床はつるつるすべって危ないし、
ツメが当たる音がうるさいからと敬遠する人もいます。
しかし、カーペット敷きの床では抜け毛や粗相をした時の掃除が大変
です。
衛生面を考えれば、フローリングのほうが勝っているかもしれ
ません。
それでもペットのケガや音が気になるなら、部分的に汚れても洗濯し
やすいラグマットなどを敷いてみるのも良いでしょう。
とくに注意しておきたいポイントはここ!
バスルーム | 転落事故による溺死を予防するために、丈夫なフタを用意。ペットを洗うときは排水溝にネットをかぶせ、抜け毛対策を。 |
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ペット用トイレ | 通気性を考慮して設置したいが、ベランダは近所迷惑なので絶対にNG。いつも清潔にして臭いを出さないように。 |
家具の配置 | 段差がつくように並べれば、猫が喜ぶキャットタワーの出来上がり。ただし割れ物のディスプレイはあきらめること。テレビやビデオなど配線部分は、上手に隠す工夫を。 |
観葉植物 | 種類によっては、動物にとって毒になる花や葉も。置き場所には十分に配慮を。 |
玄関 | 外出するときや来客時に、ペットがいきなり飛び出したりしないよう、フェンスで ガードを。 |
コンセント | 家電が集まるキッチンは、タコ足配線しがち。ペットがかじったり、じゃれたりしないように注意。 |
キッチン | 食物豊富なキッチンはペットが大好きな場所だが、火や刃物を使う危険地帯でもある。オープンタイプのキッチンの場合、フェンスや間仕切りを駆使して、ペットの侵入を防ぐこと。 |
リビング | 床はPタイルが歩きやすくて掃除も簡単。他にもペットに適した床材が開発されているので、物件選びの際に注意して見てみよう。 (Pタイルとは、プラスチックが原料の床材タイルのこと) |
ペット専用スペース | 部屋の片隅にケージやカゴを利用した、ペットの寝床を用意。動物は自分だけの狭い場所に潜り込むと安心します。 |
ベランダ | 気をつけていても、ペットがベランダに飛び出すことも。柵のすき間から落下しないように、シートやボードを張って安全対策を。 |