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自分だけでなく連帯保証人の情報も必要
申し込みの手始めは「入居申込書」の記入。
内容は本人の氏名、現住所、生年月日、勤務先、年収、同居人氏名と続柄など。
大切なのが連帯保証人で、 氏名、勤務先に加えて年収を聞かれることもあるので事前に確認をしましょう。
中には連帯保証人の2人必要なケースもあります。
内容を良く確認してから入金を
契約の意思表示のため、通常は申込書の提出と同時に申し込み金が必要です。
1万円から家賃1ヶ月分程度で、預けた時点でその部屋の申し込み順位を確保することができます。
入居審査に通らなかった場合は、返金されます。
ただし、不動産会社や物件により金銭処理は異なるので必ず確認をしましょう。
また念のために、預り証を受け取ることも忘れずに。
収入や人格など入居者の適正が確認される
提出した申込書や必要書類は、不動産会社から貸主の手に渡り、入居審査が行なわれます。
チェックされるのは安定した支払能力があるか、風紀を乱す恐れがないかなどで、早ければ2〜3日、長くても1週間程度で結果が判明します。
この間を利用して初期費用の残金支払い準備や連帯保証人への連絡などを行なっておきましょう。
有資格者による契約内容の説明では不明点の確認を
仲介業者は必ず契約時に、重要事項の説明が義務付けられており、契約書に署名・押印する前に行なわれます。
宅地建物取引主任者が、貸主・借主双方の権利や義務、契約内容を説明するので、疑問点があれば遠慮せず必ず質問しましょう。
契約内容と残金の納入期限をしっかり確認して、契約成立
重要事項説明の後、契約手続きへ。しっかり内容を確認し、署名・押印を。
そして初期費用の残金納入期限が伝えられたら、不動産会社の指示に従い早めに納入しましょう。
予告なく納入が遅れた場合は契約の意志がないとみなされることもあります。
また、初期費用の入金は正式に契約書を交わした後とすることもあるので、確認しておきましょう。
重要事項説明書と契約書の主な内容
重要事項説明書とは契約書のダイジェスト的なもので、 共に契約に関する重要な事項が記載されています。
トラブル回避のためにも、必ず全てに目を通しておきましょう。
- 物件の名称、所在地、部屋の号数
- 家賃、共益費、保証金(敷金・礼金)の金額
- 契約更新に関する事項
- 家賃の支払い期日と方法
- 破損・故障の修理義務
- 禁止事項
- 契約解除、退去予告の方法
- 主な設備、種類、構造等
- 契約期間
- 入居可能日が遅れた場合の補償
- 家賃の変更
- 原状回復義務
- 管理委託先の連絡先
- 保証金(敷金)の扱い
契約時に必要なアイテム
印鑑 | 契約書の数箇所に押印が必要。実印か認印かを確認しておきましょう。 |
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住民票 (外国人登録証明書) |
現時点での住所を証明するもの。物件によっては同居人のものも提出。 |
印鑑登録証明書 | 押印した印鑑が本人のものであることを証明するもので、契約書に実印を押す場合に必要。市町村区役所での登録に時間がかかる場合もありますので要注意です。 |
源泉徴収票 | 住民税課税証明書、確定申告の写しなど、収入を証明できるもの。 |
免許書コピー | 身分証明書として必要。なければパスポートなどでも代用できます。 |
連帯保証人 | 万一借主が家賃支払い不可能となった場合などに連帯責任を負います。 貸主の要求に応じて、住民票、印鑑登録証明書、源泉徴収など提出します。 |
必要な初期費用の内訳
保証金・敷金・礼金 | 保証金(敷金)は貸主に預けるもので、解約引き(敷引き)や修繕費を差し引いた残高が退去時の返還対象になります。ただし礼金は貸主へのお礼的なものなので返還されません。 |
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前家賃 | 翌月1ヶ月分の家賃を支払います。場合によっては日割り家賃も。 |
共益費 | 前家賃同様、翌月1ヵ月分+日割分を支払います。 |
仲介手数料 | 契約成立の謝礼として仲介業者に支払います。 |
損害保険料 | 契約時に加入を義務付けている物件の場合、支払いが必要です。 |
駐車場料金 | 住居と併せて申し込んだ場合に必要。別途、駐車場保証金が必要なケースもあります。 |
申し込みと契約のポイント
- 申し込みは慌てず早めに
- 不明な点はすべて解決しておく
- 契約時の初期費用を忘れずチェック